美容師目線で思うこと。
こんにちは!福山ウィッグの武田です。
今日はウィッグについて美容師目線で思ったことを書こうと思います。
これからウィッグを使おうと考えている方はぜひご一読ください。
装着はとっても簡単です
ご来店いただくお客様はウィッグを着けるのが初めての方も多いので、付け方や取り扱い方の説明をよくさせていただきます。
装着の仕方は簡単に言えば、
フルウィッグなら帽子をかぶるように。
部分ウィッグなら、ピンでパチンパチンとすれば止まります。
ただ、「素敵なヘアスタイル」にするには、一手間加えた方がいいですね。
着ける位置も重要です。ちょっと場所を変えるだけで、不自然にも自然にも見えます。
街で見かける「不自然な髪」「いかにもウィッグ」と言った髪型。
つむじ辺りの髪が密集しすぎていたり、やたら艶のいい毛材を使っていたり、大きさが合っていないなどは、ウィッグそのものに問題があります。
ですが、毛質も作りも自然なのにウィッグっぽくなってしまっているのは「ただウィッグを着けただけ」で終わってしまってるからです。
スタイリングをすることでより素敵に
ワックスやコテ、ドライヤーを使ってスタイリングすることで、髪型はより素敵になります。
これはウィッグに限らず、地毛の場合も同じですよね。
・前髪に動きをつける
・毛先を動かす
・束感を出す
同じ髪型でもこういったスタイリングをするかしないかで、全然雰囲気が違って見えてきます。
ウィッグは絡ませないことが長持ちさせるコツなので、地毛のように毎日シャンプーしません。
これもウィッグをお渡しする時に注意点としてお伝えするんですが、
「でも、ワックスとか使ったら洗わないといけないですよね?」と聞かれます。
美容師目線で思うこと
そうなんです、そうなんですが、美容師目線で思うのは
「ウィッグを傷ませないことも大事なんだけど、せっかくなら髪型を楽しんでほしい。素敵な髪型で毎日過ごしてほしい。」
と思うんです。
私はウィッグを着けるときは、地毛の時と同じように、巻いたりワックスを使います。
その方が髪型が決まるからです。
男性の場合もそうです。
美容室にご来店のお客様のカットをした後、すっきりはしてるんですが、ワックスやジェルで動きをつけた方がかっこいいので、スタイリングした状態も見ていただきます。
スタイリングしない日は、前髪の毛流れだけでも気をつけてもらうと収まり方が全然違います。
(髪の毛は短い方から長い方に流れるので、美容師は流したい方向に合わせてカットしますが、カットの方向と逆に流してしまうと、前髪がうまく流れずにとても違和感があったりするんです)
せっかくお出かけするんだから、ウィッグの時だっていい感じにしたい。そう思うんです。
ちょっとした工夫であなたのウィッグも素敵に使えるようになると思いますよ!
いくつかポイントを動画にしてみたのでぜひご覧くださいね!