ヘアドネーションについて
寄付された髪の毛でウィッグを作り無償で提供する活動
ウィッグにはヘアドネーションという、病気や不慮の事故等で頭髪を失った方のために寄附された髪の毛でウィッグを作り、無償で提供する活動があります。
もともとはアメリカのLocks of Loveという団体が行っていた活動で、日本でもNPO法人JHD&Cが活動を開始したことで有名です。
残念ながら、当店ではヘアードネーションに関してはあまり積極的に取り組んでいないのが実情です。
と申しますのも、日本人の傷んだ人毛だけで作ったウィッグが自然で使いやすいものにならないことが多いからです。
髪のプロとして、使う人がより使いやすいものを提供したい
当店ではなるべく安く、ヘアードネーションよりも自然で、そして使う人がより使いやすいものを提供したいと考えております。
福山ウィッグにご来店いただいた、治療目的でウィッグが必要な方や、薄毛でお悩みの方々とお話しさせていただいている中で自然とこうした考えになってまいりました。
【困っている誰かに提供したいという方】と【なるべく良いものを着けていたいという方】
その双方の気持ちに寄り添えるように取り組んでいけたらと考えております。
ヘアードネーションという活動や、寄附をしたいというお客様の想いはとても素晴らしいものと思っております。
強いご希望がございましたら当店でもご対応させていただきますのでご相談ください。
ご不明な点がございましたらご相談ください
ご利用いただくお客様には自分の毛でウィッグを作るとか、娘さんがお母さんのために自分の毛でウィッグを作るといったケースが多く、そういった場合でしたらカラーリングしている毛でもボロボロという感じでなければ大丈夫です。
下記に注意点をまとめました。
■ヘアドネーションの注意点
- 当店ではご自身や近しい方以外へのヘアドネーションをお受けしておりません。
- 髪の長さは31cm以上から受け付けが可能となります。
- パーマやカラーで傷んでいる場合はご希望に沿うことが難しいことがございます。
ご自身やご家族にされる際、髪質やヘアドネーションの流れについてご不明な点がございましたらお問い合わせください。